大賀ハス 移植地で苦難

古代ハス窮地 “ニシンで救え”再生へ白羽の矢

和歌山県美浜町で栽培されている大賀ハスの移植池では、近年ハスの勢いがなくなり、県農業試験場に相談したところ「土壌の問題」を指摘された。長年栽培を続けたため栄養不足になった可能性があるという。

 土井教授提案されたのは魚粉の散布、専門は生物化学で、同県田辺市の「丸長水産」と肥料化に取り組む。注目したのは江戸時代から県内のミカン農家で金肥として珍重された「にしんかす」。同社はカズノコなどの原料としてカナダからニシンを輸入しているが廃棄物が大量に出る。これを乾燥させて魚粉100%の有機肥料にしているものをハスの肥料にすれば勢いが戻ると期待されている。

と、いうニュースが「2000年前の古代ハス窮地 “ニシンで救え”再生へ白羽の矢」(毎日新聞 2021/07/26 05:00)記事になっています。

ザリガニの被害も

先日は、島根県でも、ザリガニの被害を受けた大賀ハス池がピンチというニュースもありました。

鑑賞用の池に移植されたハスの栽培に、各地で苦労されているようです。