リニューアルした千葉競輪場、10月再開の報道

「毎日新聞 2021/5/22 地方版(千葉版)」の記事を紹介。

競技場新たに「250競輪」 千葉市が10月事業再開

 千葉市は20日、千葉競輪場をリニューアルした屋内競技場の新施設「千葉JPFドーム」で、木製板張りの1周250メートルの走路を使用し、10月から「250競輪」の仮称で競輪事業を再開すると発表した。1選手が1日に2度レースに臨む「1日2走制」を導入する。

 1大会の出場選手は36人で、1レース(6周)の出走は6車。前半第1~6レースの結果により、当日後半の第7~12レースの出走表を組む。車券は全てインターネット投票での発売。
 従来の競輪のように横に動いて押し合うなど、他の選手との接触はできず、縦の動きだけで争う五輪などと同様の国際ルールを採用する。

 千葉市は売り上げの低迷などから競輪事業を廃止する方針を固めていたが、その後、五輪など国際舞台に向けた選手育成、強化策として、自転車競技の国際規格走路での、国際ルールに準拠した新たな競輪による事業継続を表明していた。

写真は、2021年4月9日の工事中の「千葉JPFドーム」を撮影した様子です。

付近の施設も工事中です

競輪場となりの野球場も閉鎖され、グラウンドには競輪場のようなバンク型の土手が盛り上げられブルーシートで覆われていますが、リニューアル後の施設予定は不明です。

旧野球場グラウンド

写真は、2021年5月9日千葉公園側から撮影した元野球場グラウンド。中央の灰色のものが「千葉JPFドーム」。右側の白いビルは旧競輪場の運営施設、そのまま残っています。

新体育館の工事も始まっています

また、競輪場の走路が半減された分の空地には、老朽化した千葉公園脇の体育館の新施設の工事も始まっています。