夏から秋へ
今週末には二十四節気で、「立秋」になります。古代ハス池ではハスの花もすっかり無くなり大きなハス葉が池面を覆いながら伸び上がっています。
夏雲が千葉公園の綿打池をめぐる遊歩道から岸辺の回りを夏雲と青空が取り囲んでいます
菖蒲園を囲む紫陽花もすっかり花がなくなり、今朝は一輪だけ残っていました。
菖蒲園へは綿打池から用水が引かれています。水面にはたくさんのアメンボが浮か、近づくと盛んに動いて波紋を広げています
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和歌山県美浜町で栽培されている大賀ハスの移植池では、近年ハスの勢いがなくなり、県農業試験場に相談したところ「土壌の問題」を指摘された。長年栽培を続けたため栄養不足になった可能性があるという。
土井教授提案されたのは魚粉の散布、専門は生物化学で、同県田辺市の「丸長水産」と肥料化に取り組む。注目したのは江戸時代から県内のミカン農家で金肥として珍重された「にしんかす」。同社はカズノコなどの原料としてカナダからニシンを輸入しているが廃棄物が大量に出る。これを乾燥させて魚粉100%の有機肥料にしているものをハスの肥料にすれば勢いが戻ると期待されている。
と、いうニュースが「2000年前の古代ハス窮地 “ニシンで救え”再生へ白羽の矢」(毎日新聞 2021/07/26 05:00)記事になっています。
先日は、島根県でも、ザリガニの被害を受けた大賀ハス池がピンチというニュースもありました。
鑑賞用の池に移植されたハスの栽培に、各地で苦労されているようです。
そろそろ線条降雨帯気象の発生で各地で記録的な降雨や河川の氾濫を記録した今年の梅雨も西日本から開け始めました。千葉公園の四季を彩る花々でも一番の人気となっています古代ハスもそろそろ花も最終に近づき、大きなハスの葉の影に隠れるようになりました。早朝からの木道通過の開放日も終わり、ハスのイベントも終了しました。
通常の開門時間帯に戻り、木道は午後17時~翌朝9時までゲートは閉まります
大きく伸び上がったハスの葉で最後の花が隠れるように並んでいます
古代ハスの種(たね)は、他の種のハスと交配種とならないように刈り取られ、移植には蓮根が各地へ提供されているそうです
貸ボートもコロナ緊急事態宣言中は、営業休止となりました。綿打池で係留されたまま浮かんでいます